風呂場でキス[彩熱/ロク熱]
「熱斗くん! ちょっと来て!」
コピーロイドに入ったロックは熱斗を連れて浴室へと向かった。
初めて二人が向き合って入る風呂はいつもよりもずっと気持ちよく感じられた。
「ボク、熱斗とこうしてお風呂に入ってみたかったんだ。こういう普通のことが、ずっと」
「彩斗兄さん……」
「ね、キスしていい……?」
「へ!? ここで!?」
「いいじゃない、ボクいろんなこと熱斗としてみたいなあ。今までできなかったこと、いっぱいあるから……」
「兄さん……。うん、オレも色々やってみたい……恥ずかしいけど」
「ん、ありがと」
ロックは体ごと熱斗を抱き寄せ、優しく口づけた。
神様、あの子の代わりにボクを。[彩熱]
神様お願いです、あの子を守ってあげてください。
ボクはどうなってもいいのです。
ただあの子が、ボクの大切な半身が、元気で幸せでいてくれたらそれでいいのです。
あの子が傷つかないように、あの子がつらい目にあわないように、涙を流さないでくれたらそれだけでボクは。
だから神様、あの子の代わりにボクを……。
彩熱へのお題【神様、あの子の代わりにボクを。/その言葉が欲しかっただけなんだ。/ごめんね、ごめんなさい。】(http://shindanmaker.com/234387)
カッコイイって言われたい[ロク熱]
「なあなあロックマン!」
「なあに?」
「新しい服買ってもらったんだ!」
ママが買ってきてくれた新しい服を着て、PETの前でくるりと一回転。
それを見たロックマンはくすりと笑った。
「なんだよー」
「ごめん、熱斗くん可愛いなって」
「か、かわ……っ!?」
婚約指輪のかわりに首輪[彩熱]
「熱斗、ボクのこと好きだよね?」
「うん」
「じゃあさ、これ着けて欲しいな」
そう言って彩斗が取り出したのは深い青の首輪であった。
「兄さ、」
「熱斗に似合うと思って!」
熱斗の首にそれを着ける彩斗は、いつもの綺麗な笑顔で笑う。
「熱斗もボクの買ってきてね?そうしたらずーっと一緒にいられるよね!」
貴方の幸福を願います[熱メイ前提熱←ロク]
「こんな感じかなロックマン?」
「熱斗くんネクタイいがんでる!」
以前より進化したコピーロイドに入ったロックは手早く熱斗のネクタイを直した。
「はいできた! メイルちゃん待たせちゃダメだよ!」
熱斗はそうだな、と照れ笑いをする。
ボクは相反する想いを悟られぬよう、そっと彼の背中を押した。